よくある質問
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〈受付・予約等について〉
Q:初回の治療料金はいくら位ですか?
A:検査や治療の内容によって異なりますが、保険診療(3割負担)の場合は、3,000〜5,000円となることが予想されます。保険診療は、現金でのお支払いをお願いしております。
Q:クレジットカードやキャッシュレス決済は対応していますか?
A:自由診療(保険外診療)の場合、クレジットカード決済が選択可能です。保険診療の場合は、現金でのお支払いをお願いしております。
Q:Web予約は変更・キャンセルできますか?
A:Web予約の変更やキャンセルは、Web上ではできない仕様となっております。恐れ入りますが、お電話にてご連絡いただきますようお願い致します。
Q:Web予約で予約がとれない時間は診てもらえませんか?
A:Web予約では、予約可能な枠を制限している場合があります。お急ぎの場合は、お電話にてお問い合わせください。
Q:受付時間を教えてください。
A:受付時間は診療時間内となりますので、9:00~13:00、14:30~18:30(土曜日は18:00まで)となっております。なお、最終受付は終了時刻の30分前となります。
〈治療について〉「歯周病治療・予防」
Q:歯周ポケットとは何ですか?
A:歯と歯茎(歯肉)の間にある溝のことです。健康的な溝の深さは2~3mmですが、歯周病の重症度が増すほど値は大きくなります。歯周ポケットが4mm以上ある方は、定期的なメインテナンスを受診することが望ましいです。
Q:歯磨きの時に出血したり、しなかったりするのですが、どうしてですか?
A:歯茎(歯肉)に炎症が起きていると、食べ物や歯ブラシ程度の軽い刺激でも歯肉から出血しやすくなります。ただ、炎症の進行やその日の全身の健康状態などにより必ず出血するとは限りません。歯磨きの時に一度でも出血したことに気付いたら早めの受診をお勧めします。
Q:どのような歯ブラシを使うといいですか?
A:歯並びや被せ物の有無などにより異なるため、受診時にご相談ください。
硬い歯ブラシは歯や歯肉を傷つけてしまうため、硬さは「やわらかめ」〜「ふつう」を選ぶようにしてください。
Q:普通の歯ブラシと電動歯ブラシではどちらが良いですか?
A:どちらも正しい場所に当てて正しく動かすことが重要なので一概にどちらが優れているということはありません。また、歯ブラシや電動歯ブラシだけではどうしても落としきれない歯間部の汚れがありますので、フロスや歯間ブラシ等の補助清掃用具を併用することをお勧めします。
Q:歯周病は他の病気と関連しますか?
A:歯周病との関連を挙げられているものには、糖尿病や誤嚥性肺炎、動脈硬化、早産・低体重児出産などがありますが、なかでも糖尿病との関連は深く、糖尿病は歯周病を悪化させる大きな原因のひとつでもあります。
Q:治療が終わったらもう通院する必要はないのでしょうか?
A:治療が終わり痛み等の症状がなくなったとしても、定期検診に通われることをお勧めします。歯周病等の状態にもよりますが、年に3~4回の定期的受診が望ましいです。
Q:予防のために歯科医院に通うメリットは何ですか?
A:むし歯や歯周病を初期の段階で発見しやすくなるため、治療にかかる時間とお費用が節約できます。また、問題が何も見つからなかった場合でも、個人に応じたブラッシング指導を受けたり、歯のクリーニングなどが受けられます。
Q:むし歯や歯周病になりやすいかどうかの検査ってありますか?
A:唾液検査をすることで、むし歯になりやすいか、または歯周病になりやすいかがわかります。
Q:妊娠中でも歯の治療はできますか?
A:一般的に安定期(5~7ヶ月)であれば通常の歯科治療は問題ありません。
麻酔やレントゲンの影響もほぼないといえますが、もし不安であれば出産後または卒乳後迅速に治療を受けることをお勧めします。妊娠中はホルモンバランスの変化により歯茎が腫れる妊娠性歯肉炎を発症しやすく、また歯周病は早産・低体重児出産のリスクを高めますので、可能であれば安定期に検診を受けてください。
「むし歯治療」
Q:痛みはないですが、むし歯があると言われました。痛くないこともありますか
A:むし歯には痛みを感じる場合と感じない場合があります。痛みを感じるむし歯は進行している可能性があります。
Q:むし歯は削らないと治りませんか?
A:むし歯の範囲によります。エナメル質(歯の最表層の硬い部分)の範囲内のむし歯であれば、再石灰化(溶けたエナメル質がフッ化物などにより、構造を変えて修復されること)が期待できるので、プロフェッショナルケアとセルフケアを徹底して行うことで、削らずに経過観察することもあります。
Q:むし歯でなくても歯がしみることはありますか?
A:象牙質知覚過敏症という、エナメル質の内側の象牙質が露出することで、主に冷たいなどの刺激で痛みを感じる症状です。まれに熱い、甘いものでもしみることもあります。
主な原因は以下の通りです。
*不適切なブラッシング
磨き方が良くないことや磨く圧力が強いことで、エナメル質が削れて、象牙質が露出することがあります。使用する歯ブラシや歯磨き粉の種類によってもエナメル質や象牙質が傷つくことがあります。
*歯ぎしり
就寝中の歯ぎしりは体重の倍程度の力が歯にかかるといわれています。その力により歯がたわむことで、歯と歯茎の境目のエナメル質が削れて、象牙質が露出します。
*歯周病により歯茎が痩せる(歯肉退縮)
歯肉退縮により歯の根元の象牙質が露出することで知覚過敏が起こります。
Q:小さいむし歯だと思っていたら中がすごく大きなむし歯でした。なぜですか?
A:歯の構造による現象です。歯の最表層のエナメル質の内側には象牙質があります。この象牙質は、エナメル質よりも硬度が柔らかいので、エナメル質から進行したむし歯が象牙質に侵入するとエナメル質から内側に向かって放射状に進行していきます。これにより、表面は黒い点にしか見えないにも関わらず、中はむし歯が広がってしまっているということが起こるのです。
Q:むし歯の治療はどのようなことをしますか?
A:基本的にむし歯治療では歯を削ります。むし歯の進行度合いによって処置の内容が異なります。
範囲の小さいむし歯であれば、レジン=プラスチックを詰めます。
レジンでは対応できない場合では、インレー=部分的に歯を覆う被せ物をします。
神経までむし歯が進んでいる場合には、神経を取り、クラウン=歯を全て覆う被せ物をします。
Q:セラミック治療のメリットは何ですか?
A:セラミック治療は、白く透明感がありとても自然な見た目に治療することできます。セラミックスは、硬くて天然の歯よりも傷つきにくく、汚れも付着しづらいため、二次むし歯や歯周病に強い抵抗性があります。また、熱を通しづらいため、治療後のしみる症状を軽減することができます。
Q:セラミック治療のデメリットは何ですか?
A:セラミック治療は、自由診療のため、保険診療と比べて費用が高額となります。また、セラミックスは硬いが脆い性質があるため、割れることがあります。セラミック治療では、ある程度セラミックスの厚みを確保する必要があり、金属に比べて削る量が増える可能性があります。
Q:歯の治療をしたらむし歯にはなりませんか?
A:またむし歯になってしまうことがあります。治療方法にもよりますが、詰めたり被せたりした物の隙間から二次的に生じてしまいます。二次むし歯の予防し、なるべく治療した歯を長く持たせるためのポイントは以下の通りです。
*歯の治療に使用する材料を二次むし歯になりにくい材料にする。
*患者様自身で歯をしっかり磨けるようになることと定期検診を受診する。
これらを徹底することが二次むし歯の予防に有効です。
Q:歯の神経って何ですか?
A:歯の中にある血管や神経などの束のことで、「歯髄」といいます。歯の中心部に存在し、以下のような役割を担うとても重要な組織です。
*歯に栄養や水分を供給し、歯を白く丈夫に保つ。
*痛みを感知することでむし歯や歯周病などの異常にいち早く気付くことができる。
*細菌感染への抵抗力を持ち、初期むし歯の進行を抑制する。
*傷ついた歯の組織(象牙質など)を修復し、歯に強度を与える。
*歯の内部でクッションの役割を果たし、歯と歯茎への衝撃を防ぐ。
Q:むし歯で神経を取らないといけないと言われました。なぜ歯の神経を取らなければならないのですか?
A:歯の神経(歯髄)を取る状況は、簡単に言うとむし歯菌が歯髄を刺激している状況です(むし歯以外の原因としては、ぶつかった衝撃などの刺激によって歯髄が炎症を起こしてしまうこともあります)。
しみる程度のむし歯であれば、歯髄を取ることなく治療を終えることができることが多いですが、大きなむし歯で何もしなくてもズキズキと痛む場合やむし歯が歯髄のあるお部屋と繋がってしまっている場合は、むし歯菌がすでに歯髄に感染している可能性があり、神経を取らざるをえないのです。
なるべく早く治療することで歯の神経を守ることができるというわけです。
Q:歯の神経をとった後はどうなりますか?
A:歯の神経(歯髄)を取り除くことで炎症が治まれば、歯髄の入っていたお部屋に最終的なお薬を入れ、被せ物をすれば機能的に咬むことができます。ただし、歯髄を取り除くことで歯の強度は下がり、また歯髄による痛覚がなく再度むし歯になった時には発見が遅れてしまうこともあるので、定期的なチェックや、予防を取り入れることをおすすめします。
Q:歯の神経を取ったのに歯が痛いのですがなぜですか?
A:歯の神経(歯髄)を取った後数日間は、歯髄を取ったことに伴う患部の炎症(後遺症)により、疼くような痛みを感じることがありますが、症状は落ち着いてきます。
しかし、歯髄を取り最終的なお薬を入れて根の治療が終了していても、経年的に詰め物や被せ物の隙間から菌が侵入し、根の中や先で繁殖してしまうことがあり、腫れたり痛みが出たりします。
Q:神経を残して詰め物をした歯が痛いのですが、なぜですか?
A:歯の神経(歯髄)を残して治療を終えたケースでは、詰め物・被せ物から伝わる熱や冷気、噛む刺激などにより、痛みを感じることがあります。長引くケースでは数ヶ月しみたり痛んだりしますが、ほとんどが無症状になります。歯髄が歯の内側から修復象牙質という壁をつくり、外からの刺激を遠ざけてくれるためです。
Q:根の治療は何回かかりますか?
A:根の治療(根管治療)の治療期間は、早い場合2~3回の治療で終わることもありますが、長い場合数ヶ月かかる場合もあり、根の先の病気の有無や症状の有無によって治療期間は異なります。
「入れ歯・ブリッジ」
Q:入れ歯とブリッジの違いは何ですか?
A:入れ歯は「可撤性義歯」という着け外しする装置で、部分入れ歯(部分床義歯)と総入れ歯(全部床義歯)があります。
ブリッジは「固定性義歯」という着け外しのいらない被せ物です。少数の歯(1〜2本)を失った時、その抜けてしまった所の両隣の歯を削って、ダミーを介して、被せ物で繋ぎます。
Q:ブリッジは金属製ですか?
A:保険診療ではブリッジは金属製です。部位によっては一部の面をプラスチックで覆うことができます。
自由診療ではセラミック系のブリッジを選択することが可能です。
Q:入れ歯は金具が見えるのが気になります。どうにかなりますか?
A:一般的に部分入れ歯の場合、入れ歯が動かないようにするための金具が付いています。しっかり噛めるように固定するために必要なものですが、口元から金具が見えてしまうことがあります。
この金具が気になる場合におすすめしたいのが、金具のない入れ歯「ノンクラスプデンチャー」です。ノンクラスプデンチャーは、金具の代わりに、歯茎の色と似た特殊な樹脂でできた留め具を歯にかけて固定するため、口を開けても見た目を気にすることなく使用できます。
一方、ノンクラスプデンチャーは金具がないため、通常の部分入れ歯より安定しません。そこで、症例によってはノンクラスプデンチャーの沈み込み防止や安定のために、一部金具を用いることがあります。その場合、金具は目立たない位置に設置します。
Q:入れ歯のお手入れはどうしたらいいですか?
A:入れ歯のお掃除は、入れ歯専用ブラシを用いて水洗いしてください。歯ブラシは硬いので、入れ歯専用ブラシを使用してください。歯磨き粉は、入れ歯に小傷が入る原因になりますので、使用しないでください。水洗いだけでは細かい汚れや雑菌を取り除くことは難しいので、義歯洗浄剤を併用することをお勧めします。
また、入れ歯は熱湯で消毒すると変形する可能性があります。絶対に熱湯をかけたり、漬けたりしないでください。
「歯科口腔外科」
Q:口腔外科では何をしますか?
A:口腔外科では、歯の抜歯、親知らずの抜歯、口腔粘膜疾患、顎関節疾患、外傷などの治療を行います。
Q:歯の抜歯が必要な場合、どのような状況で行われるのですか?
A:歯の抜歯は、重度のむし歯、重度の歯周炎、親知らずの炎症、割れたり折れてしまった歯、重度の歯並びの不正などの理由で必要となります。
Q:親知らずは抜いた方がいいですか?
A:親知らずは、前から数えて8番目の歯のことで、第3大臼歯や智歯ともいわれます。
親知らずがまっすぐ生えており、清掃が行き届いていれば、そのまま残しておいてもいいと思います。
一方、親知らずが斜めに生えている場合、歯ブラシが届きにくく炎症を起こす原因になるため、抜歯をした方が良いです。また、親知らずに痛みがあったり、親知らず自体もしくは隣の歯にむし歯があれば抜歯をするべきです。
Q:親知らずを抜いた後は腫れますか?
A:上の親知らずの抜歯では腫れはほとんど出ません。下の親知らずの抜歯では、腫れが大きく出ることがあります。抜歯後2〜4日で腫れのピークが来て、その後1週間前後で腫れは引いてきます。
Q:親知らずを抜いた後は痛いですか?
A:親知らずに限らず、抜歯後は痛みが出ます。
上の親知らずの抜歯では痛みはそこまで強くは出ません。下の親知らずの抜歯では痛みが強く出る場合があります。腫れと同様に、抜歯後2〜4日で痛みのピークが来て、その後おおよそ2~3週間は痛みが続きますが、徐々に引いていきます。
また、抜歯後、数日経ってから、ものすごく痛くなることがあります。通常、抜歯後は抜歯した穴に血液が溜まり固まることでカサブタの代わりになります。しかし、強くゆすいだり、触ったりすることで抜歯した穴に溜まっている血液のフタが外れてしまう場合があります(ドライソケット)。この場合は、麻酔をして、抜歯した穴をあえて傷つけて出血をさせることで、再度カサブタを作るように処置をします。
Q:親知らずが横を向いていますが抜歯できますか?
A:親知らずが横を向いている場合は、歯を分割して抜歯をします。歯茎を切ったり、骨を削ったりすることもあります。
リスクが高いと判断した場合は、大学病院等を紹介させていただきます。
「顎関節症・歯ぎしり」
Q:口を開けると顎が痛いです。原因は何ですか?
A:日中や就寝中の歯ぎしりやくいしばりなどが原因で顎の関節に負担がかかっている可能性があります。
Q:就寝中に歯ぎしりをしているようなのですが、止めることはできますか?
A:止めることは困難ですが、マウスピースを装着することによって、歯や顎の関節にかかる負担を減らすことはできます。
また、自分自身に歯ぎしりをしないように言い聞かせたり、紙に書いたものを寝る前に見るなどする「自己暗示療法」は、歯ぎしりの予防に有効的です。
Q:何で歯ぎしりをしてしまうのでしょうか?
A:日中の疲れやストレス、噛み合わせの問題など、原因は様々です。
Q:口を開けると顎が痛いのは治りますか?
A:多くは生活習慣の改善や治療により改善します。
歯ぎしりや噛みしめによる障害を改善するには、以下のような方法があります。
1)生活習慣の改善(食事方法や睡眠の改善、ストレスの緩和など)
2)顎のストレッチ(あいうべ体操)
3)歯を離すトレーニング
4)舌の位置のトレーニング
詳しくは受診時にご相談ください。
また、顎の関節にかかる負担を減らす目的で、就寝時もしくは日中にマウスピースを装着していただくことがあります。噛み合わせや被せ物の高さなどが合っていない場合には、噛み合わせの調整や被せ物の治療も必要になることがあります。痛みが強く口の開閉も辛いようであれば鎮痛剤を処方することもあります。
Q:顎関節症の治療用のマウスピースはいくらくらいかかりますか?
A:保険治療で3,000円程度です。
「小児・矯正」
Q:子どもが歯の治療がはじめてですが大丈夫ですか?
A:大丈夫です。まずは歯医者に慣れてもらうことから始めていきます。
Q:フッ素はいつ頃から塗れますか?
A:フッ素塗布は歯が生えたら可能です。フッ素塗布は、歯が生え始めたころから定期的(3~4ヶ月に1回)に小学校高学年ぐらいまで行うと、むし歯予防に効果があります。
Q:仕上げ磨きはいつまでしたほうがいいですか?
A:可能ならば小学校卒業までを目標にしてみてください。
Q:指しゃぶりはいつまで大丈夫ですか?
A:1〜2歳児期の指しゃぶりは、成長発育に伴う自然な行動であるため、心配ありません。ただし、それ以降、特に年中〜年長さん頃の永久歯に生え変わる時期まで延びてしまうと、歯並びに影響が出てきます。少しずつで構いませんので、お子さんへ声かけし、指しゃぶりの頻度を減らすようにしていきましょう。
Q:なかなか歯が生えてこないのですが大丈夫ですか?
A:歯の生える時期は個人差があります。早いお子さんと遅いお子さんとでは、乳歯は半年、永久歯は1年程の差があります。最近は歯の数が元々少ないお子さんも多くみられます。レントゲンで確認もできますので、ご相談ください。
Q:子どもの口がいつも開いている、舌を前に出す癖があります。どうすればいいですか?
A:口がいつも開いているお子さんはたいてい舌も前に出気味です。鼻呼吸ではなく口呼吸となっている可能性が高いです。将来的に受け口や開咬(奥歯は噛むけど前歯が閉じない状態)になっていく場合も多いため、注意が必要です。4〜5歳になると、「口周りの筋肉を整える」「鼻呼吸を促す」「舌を前に出さずに舌を上に持ち上げる」マウスピース様のトレーニング装置も使用可能になりますので、ご相談ください。